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世間の宗教観

「仏教は尊いことを説かれている」と思っている人は多い、という

NHKのアンケート結果を見たことがある。

そういう気持ちを縁に、仏教を聞く機会を多くの人が

持たれることを念じるが

皆が「尊い」と思うことと仏説は違うかもしれない。

「みんなが気持ちよく幸せになるのが宗教」と考えている人が多いから

「死んだら天国云々」という麻薬のような宗教がはびこる。



比叡山の高僧が山で長年修行したり、修行途中で挫折すれば自害する掟が

あったりしたことを知れば、仏道修行と一般の考えは相いれないことはわかる。


仏説なら殺生すれば地獄行きだが、殺生せずに生きられる人間などありはしない。

皆、地獄行き。

そんな後生も知らず生きているが、悪業ばかり作っているから

どんなに金持ちになろうが、結婚しようが幸せになれない。

「自殺する人は、実際は十万人」と言っても

「死にたい奴は仕方ないじゃないか」と目を背けるしかない。

人生は苦なりを認められない顛倒の妄念。

諦聴諦聴 善思念之

我々の迷いは深いから

よくよく聞かねば仏説はわかりませんよ。







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