お便りから

Q 浄土真宗というのは穏やかな宗派じゃないんですか?
  なんとなくご縁があって、
  お念仏称えておれば極楽浄土にいけると思っています。
  あなたは「火の中かき分けて聞け」とか過激で嫌です。
  どうしてそんなに尖ってるんですか?

A 昔、ご縁があった方が施設に入所されて
  認知症の症状が出ていました。
  お見舞いに行っても、もう私のこともわからなくなっておられた。
  「うー、うー」と大きな声を出して、よだれを垂れている。
  しばらく傍で名前を呼んで話しかけたりしていましたが、
  こちらの話しかけに反応はない。仕方ないので
  帰ろうとすると「親鸞さまー、親鸞さまー」と大きな声で
  叫ばれる。
  通りかかった看護師さんが「はいはい、親鸞さまね」と
  毛布をなおしていきました。
  
 元気な時にはご縁のあるごとに
 「生きている間に一念の信心を獲るのが大事」とお話しましたが
  「死んだ妻も今頃極楽で楽しんでいるから
  顔も見せないのだろう。
  地獄に行っていれば苦しいから戻ってくるだろうに」などと
  教えもなにもない、穏やかな、本願寺の門徒でした。

  せっかく人間に生まれてきて、あいがたい仏法にあいながら
  また地獄へ逆戻り。
  穏やかな一生の結末が、悲惨な一大事であることは
  まことにあわれではありませんか。

  南無阿弥陀仏
  

  
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神と仏の違い

Q 神も仏も似たようなものではないですか?

A クソとミソは似てるといえば似てますね。

 遠目に見れば似ていても実態は大違いですが。

 キリスト教の神は「奇跡」を起こす神です。

奇跡というのは原因の無いところに結果を生むことです。

 キリスト教を信じるというのは「神の奇跡」を信じるわけですね。

「光あれ」と神が言えば光が存在するような。

日本神道の神やギリシャ神話の神などいろいろありますが

基本的に、仏教で説かれる神以外の神は、因果律を破壊するという点で

同じです。

仏は因果律に則って悟りを開き、また衆生を悟りに導く方々ですから

この点で根本的に違います。

仏教徒といいながら、外道に仕えている人にはこの分別がつかないので

似たように見えるのかもしれません。

  

後生の一大事

Q 「後生の一大事」と言われますが、死後があるとは思えません。

A  明日はあると思いますか?

  「明日があるとは思えない」 人はあまりいないでしょう。

  今晩死ねば、明日は次の生を受けてどこかに生まれています。

  自分で「人間に生まれよう」と思って生まれてきた人はありません。

  自分の過去の行いの結果として、人間に生まれたのですが

  本人は「知らない間に生まれた」のです。

 次の生も過去の行い(業)に引かれて「知らない間に生まれる」のです。

 「死んだら終わり。意識は偶然の産物」と言い張る人もありますが

  生まれたのが偶然ならまた「偶然に」生まれます。

  あなたの考えている「死後」はありません。

  人間の智慧で後生はわからないのです。

  「後生がわからない」ということがわかれば幸せなことです。



  

弥陀の本願まこと

Q なぜ「十方衆生を救う」と誓われた御本願で五逆と謗法が除かれているのですか?

A 御本願を信じたというのは
  「永遠に救われることのない、五逆と謗法の自己」と
「必ず救うと誓われた弥陀の本願」が両方真実であることを
知らされたことを言います。
本願を体験するのです。
両方が真実ですから、曲げようがありません。
どちらかを否定しようとするのを自力の心と言います。

「大慶喜心を与える」と本願に誓われているのに
「そんなことはない」と思うのも自力の心ですし
「煩悩が苦しみの根源」と思うのも自力の心です。
弥陀の本願を疑う心ですから疑情といいます。


まことに宿善まかせ

「一音をもつて演説したまふに機に随ひて悟る」

空念仏でも遠生の結縁にはなるだろうから

悪に誇っているよりはよほどよいことだが

八万劫苦しみ続ける一大事が迫っているのに

のんきなことだ。

居眠り半分の聴聞に極まる人たちばかりで

火中突破の覚悟がない。

まことにあわれ。


「諸善をやめて念仏せよ」という教えは真宗には

無いが、そう聞こえるなら一心に称えればよかろうに

「御念仏がありがたい」というわりに

一生懸命称えるわけでもない。

財施が嫌いなら

明るい笑顔であいさつするとか無財の七施ができるところは

いくらでもある。

悪をやめよう善根積むよう心がけねばこの道は進めません。

宿善とは「信心決定するまでの善根」

これは学者さんたちも認めていること。

外道に向かうのは極重の大罪悪業で、助かりませんよ。





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